LEDテープ接続パターン調光あり・なし

LEDテープライトは専用のコントローラーを使用することで、調光(明るさの調節)が可能です。点灯する長さ、本数ごとの構成例を記載しています。この構成を元に、実際の接続構成を検討してください。

#1 単色テープライト 調光あり

F360シリーズを例にした構成です。最長5m/巻(直列接続の最長5m品)の単色シリーズであれば以下の同じ構成があてはまります。

パターンA 1本(5m以内)を調光する

1本(5m以内)のテープを調光するもっとも簡単な構成です。
アダプタとLEDテープの間にコントローラーを取り付けて調光が出来るようにします。

構成図: 24V LEDラインテープF360 (5m×1本)

24V LEDラインテープF360 1本5m以内を調光する)

構成部材

LEDラインテープF360 24V 5m x 1
消費電流 0.58A/m、消費電力 14W/m
最大消費電流A = 2.9A 、最大消費電力W = 70W
ACアダプタ96W 24V4A x 1 最大出力電力W = 96W
1ツマミ単色コントローラーmini VJ1-KS x 1 最大負荷電流A = 8A

構成図例の部材選定方法

②電源の選定

LEDテープ消費電力 14W/m

5mの値 = 70W(14W/m x 5m)

70W以上の電源

ACアダプタ96W DC24V4A

※電源は余力を見てLEDテープ消費電力が電源容量の8割になる様にして下さい。

③コントローラーの選定

LEDテープ消費電流 0.58A/m

5mの値 = 2.9A(0.58A/m x 5m)

2.9A以上のコントローラー

1ツマミ単色コントローラーmini VJ1-KS 8A


12V構成は、下記をご参照ください。

構成図: 12V LEDラインテープF360(5m×1本)

12V LEDラインテープF360(5m×1本)

構成部材

LEDラインテープF360 12V 5m x 1
消費電流 0.83A/m、消費電力 10W/m
最大消費電流A = 4.15A 、最大消費電力W = 50W
ACアダプタ60W 12V5A x 1 最大出力電力W = 60W
1ツマミ単色コントローラーmini VJ1-KS x 1 最大負荷電流A = 8A

※ 単色12Vテープの消費電力値、電流値を上記算出にあてはめて選定をして下さい。12Vと24Vなら、テープライトは全体が明るく効率の良い24Vがお勧めです。参考ページ: 12Vと24Vの違い


パターンB 複数本(計5m以内)を調光する

複数本のLEDテープ(計5m以内)を同時に調光する構成です。
コントローラーから配線を分岐させて調光します。5本分の配線はコントローラー端子に収まらないのでWAGOワンタッチコネクターなどを使用して分岐元をコントローラーに配線して下さい。

構成図: 24V LEDラインテープF360 (1m×5本)

24V LEDラインテープF360 (1m×5本)

構成部材

LEDラインテープF360 24V 1m x 5
消費電流 0.58A/m、消費電力 14W/m
最大消費電流A = 2.9A 、最大消費電力W = 70W
ACアダプタ96W 24V4A x 1 最大出力電力W = 96W
1ツマミ単色コントローラーmini VJ1-KS x 1 最大負荷電流A = 8A

構成図例の部材選定方法

②電源の選定

LEDテープ消費電力 14W/m

5mの値 = 70W(14W/m x 5m)

70W以上の電源

ACアダプタ96W DC24V4A

※電源は余力を見てLEDテープ消費電力が電源容量の8割になる様にして下さい。

③コントローラーの選定

LEDテープ消費電流 0.58A/m

5mの値 = 2.9A(0.58A/m x 5m)

2.9A以上のコントローラー

1ツマミ単色コントローラーmini VJ1-KS 8A


12V構成は、下記をご参照ください。

構成図: 12V LEDラインテープF360(1m×5本)

12V LEDラインテープF360(1m×5本)

構成部材

LEDラインテープF360 12V 1m x 5
消費電流 0.83A/m、消費電力 10W/m
最大消費電流A = 4.15A、最大消費電力W = 50W
ACアダプタ60W 12V5A x 1 最大出力電力W = 60W
1ツマミ単色コントローラーmini VJ1-KS x 1 最大負荷電流A = 8A

※ 単色12Vテープの消費電力値、電流値を上記算出にあてはめて選定をして下さい。12Vと24Vなら、テープライトは全体が明るく効率の良い24Vがお勧めです。参考ページ: 12Vと24Vの違い


パターンC 複数本(計5m以上~18m)をまとめて調光する

複数本のLEDテープ(計5m以上 ※18m以内)を同時に調光する構成です。
18m以内であれば、3m×6本など、現場に応じて変更いただけます。接続するLEDテープの長さに応じて電源容量は変更して下さい。

構成図: 24V LEDラインテープF360 (5m×3本)

24V LEDラインテープF360複数本(計5m以上~18m)をまとめて調光する

構成部材

LEDラインテープF360 24V 5m x 3
消費電流 0.58A/m、消費電力 14W/m
最大消費電流A = 8.7A 、最大消費電力W = 210W
スイッチング電源防滴 319W 24V13.3A x 1 最大出力電力W = 319W
1ツマミ単色コントローラー VJ1-K x 1 最大負荷電流A = 20A

構成図例の部材選定方法

②電源の選定

LEDテープ消費電力 14W/m

15mの値 = 210W(14W/m x 15m)

210W以上の電源

スイッチング電源防滴319W DC24V13.3A

電源は余力を見てLEDテープ消費電力が電源容量の8割になる様にして下さい。

③コントローラーの選定

LEDテープ消費電流 0.58A/m

15mの値 = 8.7A(0.58A/m x 15m)

8.7A以上のコントローラー

1ツマミ単色コントローラー VJ1-K 20A


12V構成は、下記をご参照ください。

構成図: 12V LEDラインテープF360 (5m×3本)

12V LEDラインテープF360 (5m×3本)複数本をまとめて調光する

構成部材

LEDラインテープF360 12V 5m x 3
消費電流 0.83A/m、消費電力 10W/m
最大消費電流A = 12.45A 、最大消費電力W = 150W
スイッチング電源防滴264W 12V22A x1 最大出力電力W = 264W
1ツマミ単色コントローラー VJ1-K x 1 最大負荷電流A = 20A

※ 単色12Vテープの消費電力値、電流値を上記算出にあてはめて選定をして下さい。12Vと24Vなら、テープライトは全体が明るく効率の良い24Vがお勧めです。参考ページ: 12Vと24Vの違い


パターンD 複数本(計5m以上~制限無)をまとめて調光する

複数本のLEDテープ(計5m以上~)を同時に調光する構成です。
1台のコントローラーでは容量が賄えないのでアンプ(増幅機)を経由して増やしていきます。他接続構成もありますので、詳しくアンプページを参考下さい。

構成図: 24V LEDラインテープF360 (5m×6本)

24V LEDラインテープF360 複数本(計5m以上~制限無)をまとめて調光する

構成部材

LEDラインテープF360 24V 5m x 3
消費電流 0.58A/m、消費電力 14W/m
最大消費電流A = 8.7A 、最大消費電力W = 210W
スイッチング電源防滴319W 24V13.3A x1 最大出力電力W = 319W
5チャンネルアンプ EVJ5 x 1 最大負荷電流A = 25A
1ツマミ単色コントローラー VJ1-K x 1
ACアダプタ96W 24V4A x 1

構成図例の部材選定方法

②電源の選定

LEDテープ消費電力 14W/m

15mの値 = 210W(14W/m x 15m)

210W以上の電源

スイッチング電源防滴319W DC24V

※電源は余力を見てLEDテープ消費電力が電源容量の8割になる様にして下さい。

③アンプの配置

LEDテープ消費電流 0.58A/m

15mの値 = 8.7A(0.58A/m x 15m)

8.7A以上のアンプ

5チャンネルアンプ EVJ5 25A

④1ツマミ単色コントローラー VJ1-K

アンプがあるので容量が小さい1ツマミ単色コントローラー VJ1-KSなど他単色コントローラーも可

⑤ACアダプタ96W 24V4A

コントローラー本体作動用のみの電源


12V構成は、下記をご参照ください。

構成図: 12V LEDラインテープF360(5m×3本)

12V LEDラインテープF360複数本(計5m以上~制限無)をまとめて調光する

構成部材

LEDラインテープF360 12V 5m x 3
消費電流 0.83A/m、消費電力 10W/m
最大消費電流A = 12.45A 、最大消費電力W = 150W
スイッチング電源防滴264W 12V22A x1 最大出力電力W = 264W
5チャンネルアンプ EVJ5 x 1 最大負荷電流A = 25A
1ツマミ単色コントローラー VJ1-K x 1
ACアダプタ60W 12V5A x 1

※ 単色12Vテープの消費電力値、電流値を上記算出にあてはめて選定をして下さい。12Vと24Vなら、テープライトは全体が明るく効率の良い24Vがお勧めです。参考ページ: 12Vと24Vの違い