ジェイダブルシステム LEDテープライトの信頼性試験

当社LEDテープライトのご利用にあたり、長期間点灯におる信頼性(耐久性)のお伝えする目的で高温環境下における4週間の加速度試験(老化試験)の実施をしました。

試験対象としたLEDテープライトはドットレスラインテープF360(標準モデル)、ドットレスラインテープF504(明るさ重視)、10年以上のロングセラー 5050 60leds/m 従来モデル、5050 60leds/m 高輝度モデルの4種類です。

試験対象テープ

# 製品名 色温度 長さ 演色性 保護等級
F360 number-f360 F360ラインテープ 2700K 1m Ra90 IP67 高耐防水
F504 number-f504 F504ラインテープ 2700K 1m Ra90 IP67 高耐防水
5050 60leds/m 従来モデル 5050 60leds/m 従来モデル 5050 60leds/m 従来モデル 2700K 1m Ra80 IP66 チューブ防水
5050 60leds/m 高輝度モデル 5050 60leds/m 高輝度モデル 5050 60leds/m 高輝度モデル 2700K 1m Ra80 IP67 高耐防水

試験内容

恒温槽70℃の高温環境で対象となる#1~#4のLEDテープライトを点灯させた状態で4週間の経過を計測しました。試験開始時、その後1週間毎の計5回 #1~#4のLEDテープを積分球の光学計測データ(Spectrum Test Report)を取得しました。データより主に明るさの指標lm(ルーメン値)、色温度TC(K)、そして、被照射対の色見再現性を図る演色性(Ra)推移状態を確認しました。

恒温槽にテープライトを点灯させた状態で4週保管

恒温槽 Hongjin(TH-80)

恒温槽 Hongjin(TH-80)

恒温槽 Hongjin(TH-80)

恒温槽 Hongjin(TH-80)

各週毎に積分球でLEDテープライト光学項目を計測

sample-5050H-week0

上の画像をクリックすると拡大されます。

積分球 EVERFINE社(HASS-1200)

各テープに対して計5回の計測を行っています。

試験により注目した値は主に明るさの指標となる
ルーメン(Flux(lm))
色温度(TC(K))
演色性(Rander Index(Ra))の推移です。計測時の電圧(V)、電流(I)、消費電力(P)よりテープライト点灯効率性も把握できます。

測定結果

ルーメン(Flux(lm))値 推移グラフ

ルーメン(Flux(lm))値 推移グラフ

試験開始時の値は本来のスペックの通り5050 60leds/m 高輝度モデルが1070lmと明るく、次いでF504ラインテープの985lm、そしてF360ラインテープと5050 60leds/m 従来品は850lm前後で同じくらいの明るさを出力しています。

4週間の高温環境で途中多少の乱高下はあるもの全体的に数十lm~100lmの明るさ低下は見られました。5050 SMDタイプとF360やF504のCOBタイプでは比較的COBタイプの方が明るさの軽減幅は見られませんでした。SMDタイプよりCOBタイプの方が計測上では優れた値となっています。

全体的に明るさの低下は見られましたが、極度の低下は見られませんでした。

色温度(TC(K)) 推移グラフ

色温度(TC(K)) 推移グラフ

試験したテープは全て色温度2700KのLEDを使用しています。試験開始時の0weekの時点でもっとも色温度値が正確なのはF504ラインテープの2698K、次いでF360ラインテープ 2661K、その後に5050 60leds/mが続いています。

4週間の高温環境下において、それぞれの色温度の低下は小幅、またはF360は変わらない値でした。5050 60leds/mは従来品、高輝度品ともにCOBテープであるF360、F504より2700Kの値より差が見られました。

但し、計測開始から4週間を通して高温環境によるLEDテープの色温度への影響はあまり無いことが見受けられます。

演色性(Rander Index(Ra)) 推移グラフ

演色性(Rander Index(Ra)) 推移グラフ

#1(赤)と#2(青)はF360とF540のラインテープです。ラインテープの演色性はRa90と高演色です。一方、#3と#4は5050シリーズ LEDテープライトとなり、演色性はRa80になります。

COBテープ(F360、F504)とSMDテープの5050は元々のスペックからの演色指数の違いはありますが、4週間の高温環境を通して、それぞれ演色性の変化は特には見られませんでした。

※演色性Ra値は高くなるにつれて明るさが落ちる傾向にありますが、ルーメン(Flux(lm))値 推移グラフより分かるとおり、ラインテープはRa80 5050と大差の無いルーメン値を出力しています。

光学計測データ

計測開始(0week,2020/12/17)と最終日(4week,2021/01/14)の光学計測データ(Spectrum Test Report)は以下のとおりです。

# 0week - (2020/12/17(木)) 1week - (2020/12/24(木)) 2week - (2020/12/31(木)) 3week - (2021/01/07(木)) 4week - (2021/01/14(木))
F360F360 F360-week0.pdf - - - F360-week4.pdf
F504F504 F504-week0.pdf - - - F504-week4.pdf
5050 従来モデル5050 従来モデル 5050N-week0.pdf - - - 5050N-week4.pdf
5050 高輝度モデル5050 高輝度モデル 5050H-week0.pdf - - - 5050H-week4.pdf

試験結果総評

今回の試験では当社取扱い製品でご利用頂いている頻度が多い、LEDラインテープF360,F504及びロングセラー5050 60leds/mの計測をしました。

それぞれ 明るさ、色温度、演色性に注目をして4週間における加速度エイジングを想定した試験を行いましたが、明るさにはそれぞれの小幅な減衰が見られたものの長期利用に於ける大幅な低下を示すことに繋がるものではありませんでした。また、色温度と演色性においても、低下はみられず安定した品質を保っています。特に、今回の試験ではF360やF504のCOBテープが5050 60ledsのSMDテープに劣らず良い値を出力していることが分かりました。

LEDテープライトはF363シリーズなど光学計測データのご提示ができます。購入した後に色温度が異なる、高演色ではないといったことがありません。

※当社以外でLED灯数が同一の類似品もございますのでご注意下さい。当社製品は光学計測データよりスペックどおりの製品をご提供をしています。